【高雄(台湾南部)佐伯浩之】世界少年野球推進財団(WCBF)の理事長で、プロ野球・福岡ソフトバンク会長の王貞治氏(70)が13日、台湾・高雄市で記者会見し、2011年7月に高雄市で「世界少年野球大会」を開くと発表した。台湾での開催は初めて。
財団は少年野球の世界的な普及と発展を目的に1992年、王氏と米国のホームラン王ハンク・アーロン氏の提唱で設立された。大会は財団設立前の90年から毎年夏に開いており、今年は東京で開催。世界の少年少女による交流試合や指導者講習会などがあり、高雄大会には日本を含む20カ国・地域から約250人の選手・監督が参加する予定という。
会見で、王氏は陳菊・高雄市長にサイン入りボールをプレゼント。陳市長とともに「WCBF2011 世界少年棒球(野球)大会」と表示された電子ボールに触れ、大会をアピールした。王氏は「大会を盛り上げ、開催してよかったと思えるように努力したい」と話した。
王氏は14日、台北市で野球関係者らと懇談する予定。
=2010/09/14付 西日本新聞朝刊=
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